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マンションや家を売る際、何も考えず近くの不動産会社やネットで調べた会社に依頼をしてしまうと確実に失敗します。
不動産は一般的な商品と違い、決まった価格が存在しません。
査定を依頼する不動産会社によっては、同じ不動産でも300~500万円の差が出ることがあります。
1社に査定を依頼して、本来売れる価格よりも低い査定額が出たとしても、「不動産のプロが言うのだから間違いないだろう」とあなたは信じ込んでしまうはず。
不動産会社が出した査定額を信じてそのまま売却を開始し、気づかないうちに数百万円も損をしてしまっている人は本当に多いです。
そこで活用してほしいのが、複数社の査定額をカンタンに比較できる不動産一括査定サイト。
複数の不動産会社の査定額を比較することで、相場価格を把握することができ、本来売れる価格より安売りするリスクを減らすことができます。
ここで一つ例を挙げましょう。
本来3000万円の価値がある物件の持ち主が、不動産会社6社に査定を依頼しました。
そして、
- A社=2600万円
- B社=3100万円
- C社=2850万円
- D社=3350万円
- E社=3200万円
- F社=2900万円
という査定結果が出たとします。
上記6社の査定額の平均は3000万円ですから、
売りたい人
だいたい、3000万円ほどでは売却できそうね。
と誰でも客観的な判断ができるはずです。
もし上記6社のうち、A社(2600万円)の査定額だけを基準に売却を始めてしまうと、相場価格より400万円も安売りしてしまうことになります。
「手間をかけずに複数社に査定を依頼することでき、結果として数百万円失うリスクを回避できる」
これが、不動産一括査定サイトを活用する最大のメリットです。
便利な不動産一括査定サイトですが、50以上の種類があるので、どのサイトを選べばいいのか分からない人も多いはず。
今回の記事では、不動産のプロである筆者の目線でおすすめできる、一括査定サイト5選を中心に詳しく紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
もし、「たくさん紹介されてもわからないから、おすすめの一括査定サイトを一つだけ教えて!」
と聞かれたら、私はNTTデータグループが18年運営している「HOME4U」をおすすめします。
後ほど詳しく解説しますが、運営歴の長さや運営会社の信頼性、利用者の口コミ等も含め、間違いなくもっとも評判のいい不動産一括査定サイトです。
もくじ
- 1 おすすめの信頼できる不動産一括査定サイト5選
- 2 おすすめの不動産一括査定サイト①HOME4U
- 3 おすすめの不動産一括査定サイト②すまいVALUE
- 4 おすすめの不動産一括査定サイト③HOME’S
- 5 おすすめの不動産一括査定サイト④イエウール
- 6 おすすめの不動産一括査定サイト⑤イエイ
- 7 総合点の高さは「HOME4U」に軍配
- 8 評判の不動産一括査定サイト30選
- 8.1 評判の不動産一括査定サイトNo.6 アスレ
- 8.2 評判の不動産一括査定サイトNo.7 town life不動産売買
- 8.3 評判の不動産一括査定サイトNo.8 IESHiL
- 8.4 評判の不動産一括査定サイトNo.9 街角不動産相談所
- 8.5 評判の不動産一括査定サイトNo.10 不動産価格.net
- 8.6 評判の不動産一括査定サイトNo.11 不動産査定エージェント
- 8.7 評判の不動産一括査定サイトNo.12 不動産売却査定君
- 8.8 評判の不動産一括査定サイトNo.13 at home
- 8.9 評判の不動産一括査定サイトNo.14 Re Guide
- 8.10 評判の不動産一括査定サイトNo.15 イエカレ
- 8.11 評判の不動産一括査定サイトNo.16 いえスター
- 8.12 評判の不動産一括査定サイトNo. 17 いえらぶ不動産売却
- 8.13 評判の不動産一括査定サイトNo.18 ウチモ
- 8.14 評判の不動産一括査定サイトNo.19 ウルーノ
- 8.15 評判の不動産一括査定サイトNo.20 オウチーノ
- 8.16 評判の不動産一括査定サイトNo.21 リビンマッチ(旧スマイスター)
- 8.17 評判の不動産一括査定サイトNo.22 スマイティ
- 8.18 評判の不動産一括査定サイトNo.23 不動産売却プラザ
- 8.19 評判の不動産一括査定サイトNo.24 Sateiichiba
- 8.20 評判の不動産一括査定サイトNo.25 smoola
- 8.21 評判の不動産一括査定サイトNo.26 SUUMO
- 8.22 評判の不動産一括査定サイトNo.27 Yahoo!不動産
- 8.23 評判の不動産一括査定サイトNo.28 ふじたろう
- 8.24 評判の不動産一括査定サイトNo.29 マイスミEX
- 8.25 評判の不動産一括査定サイトNo.30 マンションnavi
- 8.26 評判の不動産一括査定サイトNo.31 ユスフル
- 8.27 評判の不動産一括査定サイトNo.32 不動産サポーターズ
- 8.28 評判の不動産一括査定サイトNo.33 家売侍
- 8.29 評判の不動産一括査定サイトNo.34 楽待
- 8.30 評判の不動産一括査定サイトNo.35 スマウリ
- 9 不動産一括査定サイトを特徴ごとに比較
- 10 不動産一括査定サイトを切り口に分けてランキング
- 11 不動産一括査定サイトを利用する3つのデメリット
- 12 不動産一括査定サイトを利用する5つのメリット
- 13 査定後に不動産会社と媒介契約を結ぶ際のポイント
- 14 不動産一括査定を利用する際の注意点
- 15 不動産一括査定に関するQ&A
- 16 まとめ
おすすめの信頼できる不動産一括査定サイト5選
それでは本題にはいりましょう。
50ほどの不動産一括査定サイトを見比べてきた筆者が、特におすすめする査定サイトを5つに絞って紹介します。
いずれも知名度や過去の実績が豊富で信頼できるサイトばかりです。
不動産会社を比較することも大切ですが、不動産一括査定サイトにもそれぞれ特色・特徴があります。
それぞれの違いを理解して自分にあったサイトを利用してみてください。
おすすめの不動産一括査定サイト①HOME4U
不動産一括査定サイトの中でも抜群の知名度を誇り、累計35万件の査定を実施してきた。
HOME4Uはどんな特徴や強みがあるのか紹介します。
HOME4Uの3つの特徴・強み
1、NTTグループ運営!抜群の安心感と評判の良さ
社員数1480名を誇るNTTデータ・スマートソーシングが運営しているHOME4U。
大手NTTグループだから安心で、セキュリティにも万全の対策を講じています。
プライバシーポリシーも取得しているので、査定を依頼した会社以外に情報が洩れることはまずありません。
2、日本で一番最初に不動産一括査定サイトを始めた18年という実績!
比較的新しいサービスである「不動産一括査定サイト」を、2001年からスタートし18年という実績を数えるHOME4U。
実は、日本で一番最初に不動産一括査定サイトをスタートした会社なのです。
長年のサイト運営で培ったノウハウや、不動産会社との強固なネットワークなど、信頼できる要素が満載です。
3、厳選された不動産会社のみの登録!
後発で2000社以上と提携しているようなサイトもあるなか、あえて1300社ほどに絞り込んで提携をしているHOME4U。
厳しい審査を通過した不動産会社としか提携をしていませんし、提携後も問題があった不動産会社があれば提携を解除する徹底ぶりです。
その分、しつこい営業活動をするような業者は残っていないので、安心して査定依頼をかけることができます。
おすすめの不動産一括査定サイト②すまいVALUE
不動産業界を牽引する6社が運営している不動産一括査定サイトすまいValue。
「野村の仲介」「東急リバブル」「三菱地所ハウスネット」「住友不動産販売」「三井のリハウス」「小田急不動産」の大手6社が共同で運営をしています。
そんな「すまいValue」の強みを紹介していきます。
すまいValueの3つの強み・特徴
1、業界をリードする6社のネットワークをフル活用できる
不動産業界を牽引していると言っても過言ではない、6社が手を組んだことは何よりの強みです。
三井、三菱、住友の財閥系3社も加入しており、運営サイトとしての信頼性・存在感は非常に高いといえるでしょう。
2、6社合計で1年間に10万件を超える売買仲介の取り扱い実績
不動産の売買は頻繁に起こるものではありませんよね?
しかし、全国12万社の不動産会社の内、たった6社で10万件もの取引を扱っています。
豊富な経験を持つ担当者が多数在籍しており、経験面での信頼感も抜群です。
3、6社合計870店舗、地域ごとのきめ細やかな対応も可能
大手6社は全国規模で店舗展開をしており、合計830もの店舗数を誇ります。
どのエリアにも対応できる手広さも、おすすめしたいポイントの一つです。
おすすめの不動産一括査定サイト③HOME’S
CMでもおなじみ、東証一部上場企業である株式会社LIFULLが運営している不動産一括査定サイトHOME’S。
そんなHOMESの魅力をお伝えしていきましょう。
HOME’Sの強み・特徴
1、独自の掲載基準を満たした不動産会社だけ紹介している
とにかく数を多く掲載すればいいという考えではなく、社内で設けている基準にのっとった不動産会社のみ登録するこだわりがあります。
目先の利益ではなく、長期的に顧客から信頼されるサイト作りに力を入れていることが伺えますね。
2、1700社を超える豊富なネットワーク
一部上場企業のLIFULLだからこそできる、1700社を超える不動産会社の提携数。
全国区であなたの物件エリアにあった不動産会社を紹介してくれますよ。
3、査定を依頼する会社の中身が見える
査定依頼をかけた後、エリアや条件に見合った不動産会社が複数提案されます。
表示された不動産会社の紹介ページでは、「概要」「特徴・強み」「在籍する担当者の写真・コメント」など、不動産会社の雰囲気が見えるように設計されているので安心です!
おすすめの不動産一括査定サイト④イエウール
多数の不動産会社と提携している国内最大規模の不動産一括査定サイト「イエウール」。
比較的新しいながらも急成長を続けるイエウールについても紹介しておきましょう。
イエウールの強みや特徴
1、1700社を超える動産会社が参加
イエウールは1700社を超える国内最大級の不動産会社と提携を行っています。
数が多い分、都市部の不動産会社だけでなく地方の不動産会社ともマッチングされやすいといえるでしょう。
(査定サイトによっては、特定のエリアに対応していないケースがあります。)
2、後発にもかかわらず、国内最大級
Webマーケティングを運営するSpeeeが運営するイエウール。
2014年からサイト運営が開始されていて新しい部類にもかかわらず、一気に国内最大規模のサイトに成長を遂げました。
今後もより多くの不動産業者と提携が期待されます。
3、コミュニケーション型の査定依頼でわかりやすい
イエウールは堅苦しい入力フォームではなく、まるでラインで会話をするような形式で査定を始めることができます。
初めて不動産一括査定サイトを利用する人にとってハードルが低く、使い勝手のいいサイトといえますね。
おすすめの不動産一括査定サイト⑤イエイ
サービスが開始してから10年が経つ、老舗の不動産一括査定サイトイエイ。
これまで400万人以上の人が使用した実績があり、知名度も抜群です。
しつこい営業電話をかけてくる業者がいた場合、契約を打ち切りにする誠実なサイトを目指しています。
イエイの特徴・強み
1、10年を超える実績あり!アフターサービスへの評判が高い!
不動産一括査定サイトは比較的新しいサービスです。
その中でも10年を超える運営実績を持つ会社はかなり少なく、その中の一つがイエイです。
10年間積み上げてきたノウハウは、サービスのきめ細やかさに表れていますね。
2、悪徳業者を排除するイエローカード制度を導入!
不動産一括査定サイトを利用すると、稀に依頼した不動産会社からしつこく営業電話がかかってくることがあります。
そういった顧客目線にかける悪徳な業者がいた場合、イエイは契約を打ち切って顧客を優先する制度もあるんです。
3、24時間受付!断り代行サービスも実施!
電話サポート対応を行っていないサイトが多い中、24時間無料でカスタマーサポートを行っている点も魅力的。
査定に納得がいかないけど、断るのがきまずい人に対して断り代行サービスも提供しており、とことん顧客目線でのサービスを提供していますよ!
総合点の高さは「HOME4U」に軍配
ここまで、おすすめの不動産一括査定サイトを5社紹介してきました。
結局それぞれの違いが何なのか分かり辛い人もいるかと思うので、それぞれの違いを表にしてみました。
(表は横にスライドできます。)
HOME4U | すまいValue | HOME’S | イエウール | イエイ | |
運営会社 | NTTデータスマートソーシング | 不動産大手6社(※1) | LIFULL | Speee | セカイエ |
提携企業数 | 約1300社 | 6社直営 | 1749社 | 約1700社 | 約1700社 |
提携している主な企業 | ・三菱UFJトラスト不動産 ・三井住友トラスト不動産 ・みずほ不動産販売 |
運営会社に同じ | ・大京穴吹不動産 ・大成遊楽不動産販売 ・住友林業ホームサービス |
・Century21 ・HouseDo ・長谷工リアルエステート |
・スターツピタットハウス ・アパマンショップ不動産販売 ・京王不動産 |
運営年数 | 18年 | 年 | 11年 | 5年 | 10年 |
査定対応エリア | 全国 | 全国(首都圏中心) | 全国 | 全国 | 全国 |
セキュリティ保護認証 | プライバシーマーク取得 | なし | ISMSを取得 | なし | なし |
一度に査定を依頼できる会社数 | 最大6社 | 6社 | 最大10社 | 最大6社 | 最大6社 |
累計査定依頼件数 | 35万件 | 36万件 | 476万人 | 1000万人 | 400万人 |
断り代行サービス | なし | なし | なし | なし | あり |
対面での相談サービス | なし | なし | なし | なし | あり |
電話でのサポート対応 | あり(フリーダイヤル) | なし | あり(フリーダイヤル) | なし | なし |
査定入力時間 | 1分 | 1分 | 1分 | 1分 | 1分 |
(※1「三井のリハウス」「住友不動産販売」「東急リバブル」「野村の仲介+」「小田急不動産」「三菱地所ハウスネット」)
5つの会社それぞれに強みや特徴があるのですが、「総合点」の観点でいえば、筆者のイチオシはやはりHOME4Uです。
サービスを開始して数年の査定サイトが大半を占める中、20年近く一括査定サイトを運営してきたノウハウと実績は簡単に覆せるものではありません。
提携している会社を厳しく選別している点や、NTTグループのサービスの高さが、多くの利用者から高く評価されている所以です。
初めて不動産一括査定サイトを利用するなら、HOME4Uを選んでおいて間違いないでしょう。
いずれにしても、重要なのは一括査定サイトを選ぶことではなく所有している不動産を1円でも高く売ること。
不動産の価値は年月と共に下がっていく為、売却を検討しているのであれば1日でも早く行動をしてください。
あなたの不動産売却が成功することを祈っています。
評判の不動産一括査定サイト30選
ここまで、特におすすめの不動産一括査定サイトを5つ紹介してきました。
しかし他にも評判のいい不動産一括査定サイトは存在します。
上記5つのサイトにはない特徴や機能を持ったサイトもあるので、こちらも参考にしてみてください。
評判の不動産一括査定サイトNo.6 アスレ
自身で一括査定サイトの紹介や、査定に関する知識を発信しているアスレ。
イエイやイエウールなどの大手一括査定サイトの紹介や、他の査定サイトの比較も実施しています。
評判の不動産一括査定サイトNo.7 town life不動産売買
リフォームから住宅ローンまで幅広いサービスを取り扱っているtown life不動産売買。
毎月先着99名限定で、不動産一括査定サイトを利用した人に「不動産売却パーフェクトガイド」をプレゼントするキャンペーンを実施中です。
売却に対しての疑問全般に関して、メール相談も受け付けていますよ。
評判の不動産一括査定サイトNo.8 IESHiL
ビックデータを活用したリアルタイム価格査定を行っているIESHiL。
不動産会社に直接赴く前に、アドバイザーに相談することができるサービスも実施しています。
かつて東証1部最年少上場を果たした村上太一さんが代表を務めるリブセンスが運営しているサイトです。
評判の不動産一括査定サイトNo.9 街角不動産相談所
通常、一括査定依頼を行うと、見積を依頼した会社全てとやり取りをする必要があります。
街角不動産相談所は、不動産会社と顧客の間に立ってやり取りをまとめて管理する「コンシェルジュサービス」を提供しているので、安心できますね。
また、不動産のローンが払えなくなった場合の売却も、専門の弁護士がサポートする仕組みを確率しています。
評判の不動産一括査定サイトNo.10 不動産価格.net
不動産価格.netは5種類の査定オプションを選択できる、オリジナルサービスを提供しています。
種類は「簡易査定」「訪問査定」「賃貸ダブル査定」「売却の相談」「買取ダブル査定」で、売却以外の選択肢を総合的に選べるのがうれしいですね。
10年間の実績、昨年度のサイト利用者数40万人超の大規模不動産一括査定サイトです。
評判の不動産一括査定サイトNo.11 不動産査定エージェント
400社を超える不動産会社と提携中の不動産一括査定サイト。
「お役立ち情報」、「中古マンション売却ノウハウ」と題して、不動産売却を検討している人が知りたい情報も数多く掲載しています。
ピタットハウス、Hose Do、Century21などの大手不動産会社とも提携しているサイトですよ!
評判の不動産一括査定サイトNo.12 不動産売却査定君
年間の受付件数が20万件を超える、国内最大級の一括査定サイト。
東証マザーズに上場している「シェアリングテクノロジー株式会社」が運営しているので、安心して利用できますね。
24時間365日買取査定依頼に対応している点も魅力の一つです。
評判の不動産一括査定サイトNo.13 at home
不動産会社大手at homeが運営する不動産一括査定サイト。
1892社という膨大な不動産会社が参加している国内最大級の規模を誇ります。
売却に役立つ情報を細かくまとめてくれており、用語の解説豊富に用意されています。
まだ売却の全体像が掴めていない方はいろいろと勉強してみるのもいいかもしれませんね。
評判の不動産一括査定サイトNo.14 Re Guide
旧名は、「SBI不動産一括査定」という名前で運営されていた運営歴12年以上老舗のサイト。
査定依頼ができる会社は最高6社までが多い中、10社まで依頼をかけることが可能です。
また12年以上運営しながらも、審査基準が厳しく600社ほどの厳選された不動産会社のみを掲載しているのも信頼ポイントですね。
評判の不動産一括査定サイトNo.15 イエカレ
土地活用を得意とする総合情報サイトでもあるイエカレ。
一括査定だけでなく、「リロケーション」、「土地活用」、「賃貸経営」などの様々なニーズに対応している会社です。
売却を考えている方は、合わせて人に「貸す」という方法を取ることもできるので、イエカレで総合的に判断してはいかがでしょうか。
評判の不動産一括査定サイトNo.16 いえスター
1400社を超える不動産会社が登録している大型不動産一括査定サイト。
不動産一括査定に特化しており、同じ条件の物件の相場も確認できる機能があります。
アンケートの顧客満足度は96%という高評価ですから、安心感がありますね。
評判の不動産一括査定サイトNo. 17 いえらぶ不動産売却
なんと1万を超える不動産会社とのネットワークを持っているいえらぶ不動産売却。
買い手がつきづらい物件に対しては買取のサービスも行っているので、早く売却したい方は検討するといいでしょう。
比較的新しい不動産一括査定サービスの中で8年間の実績があるのも、選ばれる理由です
評判の不動産一括査定サイトNo.18 ウチモ
現在、一括査定を利用して売買成立すると、最大6万円の売却お祝い金をプレゼントしているウチモ。
電話で24時間対応も行なっているので、いざという時にも安心です。
買取も対応しているため、なかなか売れづらい物件や早く売却したい方は併せて検討してはいかがでしょうか。
評判の不動産一括査定サイトNo.19 ウルーノ
1700社を超える不動産会社が参加している不動産サイトウルーノ。
一括査定をして終わりではなく、相談サービスやしつこい営業マンからの勧誘を断るサービス、査定した後のアフターフォローまで行なっている顧客志向が強い会社ですね。
大東建託や三菱UFJ不動産販売などの大手とも提携しているので、全国的に査定依頼を行うことができますよ。
評判の不動産一括査定サイトNo.20 オウチーノ
査定依頼の後の詳しい流れも説明していて、親切な印象を受けるサイト。
不動産一括査定サイトだけではなく不動産業務全般に対応しているので、幅広いノウハウを持っています。
個人情報の入力なしに、売却予定の不動産の相場観を調べることができるサービスもあります。
評判の不動産一括査定サイトNo.21 リビンマッチ(旧スマイスター)
2017年の利用者数が440万人を突破した、知名度のある不動産一括査定サイト。
不動産会社と媒介契約を結んだ後、電話でのインタビューを受けると5000円のギフトカードをもらえるキャンペーンも実施しています。
査定以外にも、不動産に関わるほぼすべての業務も扱っているので、総合的な知見やノウハウを持っている会社ですね。
評判の不動産一括査定サイトNo.22 スマイティ
東証一部上場企業で、「食べログ」や「価格.com」のサービスを持つカカクコムが運営する不動産一括査定サイト。
サイト運営を主軸に置くカカクコムですから、情報の管理や精査は信頼できるといっていいでしょう。
総合的な不動産サービスを運営している点も加点評価の一つですね。
評判の不動産一括査定サイトNo.23 不動産売却プラザ
1000社以上の不動産会社と提携を結ぶ、大型不動産一括査定サイトの不動産売却プラザ。
不動産に関する情報を多数発信しており、売却に関して多くのことを学ぶことのできるサイトでもあります。
大和ハウス工業、東急リバブル、大東建託、三井のリハウスなどの大手企業とも多数提携している点は大きな魅力です。
評判の不動産一括査定サイトNo.24 Sateiichiba
まだまだ参加している不動産会社の少ないこれからの不動産一括査定サイト。
現在は、兵庫、京都、北海道の3道府県に対応しています。
地域密着型のサイトなので、該当する地域に当てはまる物件をお持ちの方は利用を検討してみてはいかが?
評判の不動産一括査定サイトNo.25 smoola
おしゃれでキャッチーなデザインの不動産一括査定サイトsmoola。
査定だけではなく、マンション、戸建て、土地の相場を知ることもできます。
これまでに、ダイアモンドオンラインや、プレジデントといった有名メディアにも掲載された実績があります。
評判の不動産一括査定サイトNo.26 SUUMO
知名度抜群のリクルートグループが運営しているSUUMO。
売却したい不動産の情報を入力すると最大10社まで同時に依頼をかけられるので、とても便利ですね。
当然全国エリアに対応しているので、都心部でない地域の不動産の場合も対応してくれますよ。
評判の不動産一括査定サイトNo.27 Yahoo!不動産
検索エンジンのYahooが運営している不動産一括査定サイト。
シンプルで分かりやすい設計になっているので、初めての人でも簡単に利用できます。
実際に依頼する前に、不動産会社の情報を確認したうえで判断できるのも大きなメリットです。
評判の不動産一括査定サイトNo.28 ふじたろう
東証JASDAQにも上場しているプロパティエージェントが運営している不動産一括査定サイト。
ふじたろう経由で売却を成立させると、最大10万円分のギフトカードがプレゼントされるキャンペーンも定期的に実施されています。
1300店舗の不動産会社と提携を結んでいるので、より高い査定額を提示する不動産会社と出会えますよ。
評判の不動産一括査定サイトNo.29 マイスミEX
様々なポータルサイトを生み出している東証マザーズ上場の株式会社じげんが運営するマイスミEX。
なぜ不動産会社ごとに査定額が大きく違うのかを詳しく解説してくれているので、背景知識を整理した上で不動産一括査定サイトを利用できます。
査定サイト以外にも、賃貸・住宅購入、売買仲介、引っ越し、リノベーションといったジャンルの媒体も持っており、多くのノウハウを社内で保有しています。
2015年の調べでは、利用実績が360万人を突破した大型サイトのマンションNavi。
地域から検索することもできますし、マンション名で直接入力することもできます。
不動産全般に関するメディアを保有しており、さきほどのsmoolaも同じ会社が運営しているんです。
評判の不動産一括査定サイトNo.31 ユスフル
通常の不動産一括査定に加えて、不動産売却の経験を持っている宅建士が第三者の立場から無料でアドバイスしてくれます。
過去5年間以上の数百万件の販売履歴データを基にした適切な情報を知ることができるのも大きな魅力。
ただ不動産一括査定を進めるだけでなく、売却に関するノウハウを学べるコンテンツも充実しています。
評判の不動産一括査定サイトNo.32 不動産サポーターズ
1500社以上の不動産会社が加盟している不動産サポーターズ。
利用者は450万人を突破しており、一括査定を専門に扱っているサイトです。
過去には査定額で1800万円もの違いが生まれたケースもあったのだとか。
評判の不動産一括査定サイトNo.33 家売侍
国内の大手不動産会社を含む1000社が提携している一括査定サイト。
悪徳業者を排除するサービスや、営業を代わりに断ってくれる代行サービス、疑問に思ったことは何でも相談できる体制を整えたりと、顧客視点を大切にしている不動産一括査定サイト。
プライバシーマーク認定企業が運営しており、個人情報も大切に保護されています。
評判の不動産一括査定サイトNo.34 楽待
居住用ではなく、賃貸として貸し出す収益物件限定の一括査定サイト。
投資用マンションを売る際は、専門性の高い楽待を利用するといいでしょう。
扱っている収益物件数は7万件を超えており、国内最大級を誇ります。
これまで居住用に使っていたマンションを賃貸として運用していきたい方もおすすめです。
評判の不動産一括査定サイトNo.35 スマウリ
仲介する不動産会社の査定ではなく、買取を行う不動産会社を専門に一括査定できるサイト。
査定額はそのまま売却価格に直結するので、早く高く買ってくれる業者を探すことが可能です。
SAEと呼ばれる独自のシステムで最適な企業とのマッチングを図れる工夫がなされています。
不動産一括査定サイトを特徴ごとに比較
ここまで、40社近い不動産一括査定サイトを紹介してきました。
ただ、
売りたい人
たくさん不動産一括査定サイトを紹介してもらったけど、いまいちそれぞれの特徴がつかめなかった・・・。
という人もいるかもしれません。
そこで、ここまで紹介した不動産一括査定サイトの中で、特徴あるサイトをピックアップしてみたいと思います。
①独自のサービスを展開している不動産一括査定サイトを比較!
1、イエイ
→イエローカードシステムにお断り代行、直接相談窓口の設置。
これだけアフターサービスに力を入れている査定サイトは他に見当たりません。
2、HOWMA
→複数の会社と同時に一般媒介を結ぶことができる業界初の査定サイトです。
3、楽待
→通常の不動産物件ではなく、収益物件に特化した査定を行っています。
②運営期間が10年以上の不動産一括査定サイトを比較!
1、HOME4U(18年)
→日本で初めて不動産一括査定サイトを開始した会社です。
2、HOME’S(11年)
→3大不動産ポータルサイトでもあるHOME’Sは、一括査定サイト運営から11年を数えます。
3、イエイ(10年)
→独自のサービスを展開するイエイも長期的に愛されているサービスです。
③電話窓口を設けている不動産一括査定サイトを比較!
1、HOME4U
→0120から始まるフリーダイヤルで、平日の10時から18時までオペレーターが対応してくれます。
2、フドーセル.com
→HOME4U同様、0120から始まるフリーダイヤルで、平日の10時から18時まで相談可能です。
3、ウチモ
→通話無料で、なんと24時間対応しているという驚きの対応です!
④キャンペーンを実施している不動産一括査定サイト3選
1、ソニー不動産
ソニー不動産を介して査定を依頼すると、不動産を高値で売却するためのノウハウがつまったDVDを無料でGetできます。
実際に査定を体験した人のインタビュー動画や、ソニー不動産の特徴である「エージェント制度」についても詳しい説明がされていますよ。
2、リビンマッチ
2018年の12月25日から、2019年の4月4日までの間にリビンマッチを利用して不動産会社と契約を結び、10分ほどの電話でのアンケートを受けると、5000円分のギフトカードがGetできます!
契約を結んだあとに、申請フォームから自分で申し込まないともらえないので気をつけてください!
3、town life 不動産販売
town life 不動産販売で一括査定の依頼をすると、毎月先着99名にマイホーム購入のスペシャルガイドがプレゼントされます。
月初めに依頼をしないとすぐに終了してしまうので、ぜひ利用する場合は月初のタイミングを狙ってみてください。
不動産一括査定サイトを切り口に分けてランキング
続いては、不動産一括査定サイトを理解する助けになるであろう「運営歴の長さ」「提携数の多さ」の2つの切り口でランキングを発表します。
運営歴の長さはそのまま信頼につながりますし、提携数の多さはより多くの不動産会社から選べることを意味します。
これまで筆者が調べた中で、2018年11月時点での提携数、運営歴TOP3をそれぞれ紹介します。
(※提携数を公表していない会社もあるため、実際は下記のランキングと異なる可能性があります。)
提携数が多い不動産一括査定サイトランキング
1位 マンションNavi
提携数なんと2500社を突破している「マンションNavi」が1位に輝きました!
2位と500社以上の差をつけているのは驚きです。
2位 at home
第2位に輝いたのは、3大不動産ポータルサイトの一つでもある「at home」。
提携数は現時点で1919社と、2000社に迫る勢いです!
3位 HOME’S
3位に輝いたのも、3大不動産ポータルサイトの一つ「HOME’S」です。
提携数は1709社で、着実に提携数を増やしています。
運営歴が長い不動産一括査定サイトランキング
続いて、運営歴が長い実績が豊富な不動産一括査定サイトを3つ紹介していきます。
不動産一括査定サイト自体が比較的新しいサービスであるため、まだまだ運営歴数年の会社が多いのが実情。
その中でも運営歴が10年以上を数える信頼できる3社を教えちゃいますね。
(※運営実績が公開されていない会社はランキングにカウントしていません。)
1位 HOME4U
栄えある第一位に輝いたのは、日本初の一括査定サイトHOME4U。
18年間で積み上げてきた実績とノウハウは他の追随を許しません。
2位 イエイ
運営歴11年を数えるイエイが第二位にランクイン。
アフターサービスにも定評があるイエイは、運営歴でも安心感バツグンです。
3位 HOME’S
不動産3大ポータルサイトにも数えられるHOME’Sの一括査定は10年の運営歴で第3位。
売却だけでなく、不動産に関する情報を総合的に扱っているのは大きな強みといえるでしょう。
不動産一括査定サイトを利用する3つのデメリット
続いて、不動産一括査定サイトを利用する3つのデメリットについてもお話しておきましょう。
デメリット①不動産会社への対応が増える
不動産一括査定サイトを利用する場合、基本的には1社以上に査定依頼をするはずです。
複数の会社に依頼することで、最終的な売却価格を高めることに繋がるのですが、その分やり取りの手間が増えるのは事実。
もちろん一社に絞ってもいいのですが、数百万円安く売ってしまうリスクを考えると必要な労力だと考えるべきでしょう。
デメリット②自分の地域に対応していない場合がある
不動産一括査定サイトによっては、「首都圏限定」「主要都市近辺」といったように、対応エリアが限られる場合があります。
エリアによっては、査定依頼をかけても対応してくれる不動産会社がないといったケースがあるので気をつけましょう。
デメリット③査定額を意図的に高くされる可能性がある
不動産一括査定サイトを利用すると、それぞれの会社から一括で査定金額を伝えられます。
売り主であるあなたにすれば、高く査定してくれた会社に売却を依頼したいですよね?
しかし、実際には意図的に査定額を釣り上げられるケースもあります。
不動産会社も査定額が高い方が、契約を結んでくれる確率が高いと知っているからです。
実際にはその金額で売れないと考えていて、後から値段を下げて売ればいいという考えの業者もいます。
ですから、必ず他の不動産会社の査定額と相対的に比較しましょう。
例えば、査定を依頼した6社の内、5社が2000万円前後の金額を出した場合。
1社だけ2800万円など大きく乖離した査定額を提示したケースは注意してください。
不動産一括査定サイトを利用する5つのメリット
続いて、メリットについてもお話しておきます。
メリット①すべて無料でサービスを利用できる
不動産一括査定サイトのサービスはすべて無料で利用できます。
査定の依頼はもちろん、電話口での依頼や相談、サポートセンターなど。
後から利用料を請求されることはありません。
メリット②不動産会社を選ぶ必要がない。
複数の不動産会社に依頼することで、客観的かつ相対的に不動産会社を比較することができます。
しかし、そもそもどの会社に依頼をすればいいのか悩みますよね?
不動産一括査定サイトは、入力した物件情報に応じて自動的にそのエリアの不動産をピックアップしてくれます。
0から情報を集める必要がないので、大幅な時間短縮になりますよ!
メリット③不動産会社に足を運ぶ必要がない
インターネットが普及して、スマートフォンでどこでもネットにつなげる時代になりました。
しかしそれ以前は、多くの人にとってネットは馴染みのないもの。
その時代に不動産を売却したい人はどうしていたか。
そう、直接不動産会社を回って依頼をしていたんですね。
時間も労力もかかる上に、どうしても地元の不動産会社だけに依頼が偏ってしまいがちだったわけです。
不動産一括査定サイトが登場したことによって、家からでも簡単に査定依頼をかけることができるようになりました。
メリット④3分ほどで複数の業者にまとめて依頼可能
不動産一括査定をかけるために必要な時間は3分ほど。
しかも1度に複数の業者に依頼をかけられることが大きなメリットです。
不動産一括査定サービスができるまでは、一社ごとに物件情報を入力して査定依頼をかける必要がありました。
その時から考えても、さらに効率が良くなったといえます。
メリット⑤査定額の高い会社を比較できる
複数社に査定依頼をかけることで、査定額や担当者を比較・検討でき、信頼できる会社を選ぶことができます。
地元の不動産会社に査定依頼をしたら1000万円だった。
そのあと、大手の不動産会社にも依頼をしたら、1300万円で査定してくれたというケースはよくあります。
1社目の査定額だけを信じていたら、本来売れる価格よりも安く売っていた可能性があるわけです。
そういったリスクを避けられるのも、不動産一括査定のメリットですね。
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不動産査定時に優秀な営業マンかどうかを見抜く4つのポイント!
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査定後に不動産会社と媒介契約を結ぶ際のポイント
不動産会社に査定を依頼した後、実際に売却を依頼したい会社を選ぶ必要があります。
不動産会社に正式売却を依頼する際には、「媒介契約」と呼ばれる契約を結ばなければいけません。
媒介契約は下記の3種類です。
- 1、一般媒介
- 2、専任媒介
- 3、専属専任媒介
それぞれの違いに関しては、マンション売る際の媒介契約の違いと契約先の選び方で詳しく説明をしていますので、参考にしてみてください。
この媒介契約、3つの内どれを選ぶべきか悩む人が本当に多いんですよね。
ネットや書籍で調べたとしても、「一般媒介がおすすめ」「絶対に専任媒介がいい」など意見がバラバラです。
そこで筆者がお勧めしたいのが、「信頼できる不動産会社の数によって決め、あとで変更をする」という方法。
カンタンに説明します。
不動産一括査定を通じて複数の信頼できる会社を選べた場合
不動産一括査定サイトを通じて、2社以上信頼できそうな会社を見つけた場合は一般媒介を結ぶといいでしょう。
3か月ほど様子を見て、それぞれの会社の連絡の頻度や動きぶりを見てください。
その中で、特にしっかりと動いている会社があれば、その会社とだけ専属専任媒介・専任媒介を結んであげるといいでしょう。
本来、不動産会社は専属専任媒介・専任媒介契約を望みます。
一般媒介で他の会社に買い手を見つけられると、自分たちの報酬が0円になってしまうので。
逆に一般媒介でも頑張って動いてくれた会社であれば、専任すればより積極的に売却してくれる可能性が高いです。
1度比較する期間を設けることで、売却してくれる可能性の高い会社に絞り込むことが可能です。
不動産一括査定を通じて信頼できる会社を1社に絞り込めた場合
もし、信頼できる会社を1社に絞り込めた場合は、そのまま専任媒介を結びましょう。
しかし、1社だけに依頼をすることで、売却を長期化させて値下げしてから売られたり、※囲い込みされる可能性もあります。
(※囲い込みについて知りたい方は、マンション売却の際に気を付けたい、悪質業者の「囲い込み」って?の記事を参考にしてください。)
なので、不動産会社にこのように伝えてみてください。
売りたい人
不動産一括査定でいくつかの不動産会社の担当者を見てきたけど、あなたの会社が一番信頼できると感じています。
ぜひ専任媒介を結びたいのだけど、1社だけに絞り込むのはこちらも少し不安です。
なので、まずは1ヵ月で専任媒介を結んでいただけませんか?
通常専任媒介は3か月のスパンで結ぶことが多いです。
しかし、法律では3か月以内であればOKなので、1ヵ月だけまずお試し期間を設けてみましょう。
不動産会社に断られることもあるかもしれませんが、「1ヵ月で受けてもらえないなら一般媒介で依頼する」と伝えるときっと受け入れてくれるはずです。
1ヵ月間の動きぶりを見て、問題がなさそうであれば次は3か月で専任媒介を結んであげてください。
その1ヵ月の動きが芳しくない場合は、別の会社に切り替える、または新しい会社を加えて一般媒介の形をとることをお勧めします。
一般媒介も専任媒介も、基本的に解約するタイミングで費用がかかることはありません。
ただ、契約を結ぶ際に「解約をした場合は、それまでにかかった広告費・人件費を支払う」といった特約事項を付けられていることがあります。
上記の方法を試す場合は、契約書を必ず確認した上で判断していただくようお願いします。
不動産一括査定を利用する際の注意点
続いて、不動産一括査定を利用したときに押さえておいてほしい2つの注意点についても説明しておきます。
注意点①査定額の高さだけで判断をしないこと
一括査定サイトを利用すると、それぞれの会社から査定額が提示されます。
この時に「査定額が高い=売却を依頼すべき」と考えてはいけません。
もちろん一つの物差しではありますが、「査定額」はあくまでも予測値です。
実際にその金額で売れる保証はないので。
大切なのは、複数の業者を比較して、誠実で信頼のできる業者を見つけること。
査定額が少し低くても、結果として最終的な高値売却につながりますよ。
注意点②しつこい業者に出会ったら利用した査定サイトに連絡すること
査定を依頼した会社から、メールや電話で査定額について連絡がくるはずです。
連絡すること自体は普通なのですが、何度もしつこく営業をかけてくる人には気を付けましょう。
売却を依頼する気がない旨を伝えても連絡してくる場合は、査定サイトに連絡をいれてください。
不動産会社も、査定サイトから掲載が外されることを恐れているので、それ以上無理な営業活動は控えるはずです。
関連記事→マンション一括査定後に営業攻勢をかけられるって本当?
不動産一括査定に関するQ&A
最後に、不動産一括査定サイトについて、よくある悩みや質問についてお答えしておきます。
1、オンラインで個人情報を入力しても問題ない?
はい。ただし、情報漏洩の可能性はどの会社であっても0%ではありません。
不安な方は、セキュリティ体制が充実しているHOME4UやすまいValueなどの大手を利用することをお勧めします。
2、何度も家にしつこい営業電話が来ることはない?
可能性がないわけではありません。
不動産会社もビジネスで取り組んでいるので、見込み顧客を獲得しようと働きかけますから。
前提として、売却の意思がない場合は不動産一括査定の利用を控えましょう。
もう一つ大切なのは、依頼する意思がないことを不動産会社にはっきりと伝えること。
もし、断ってもしつこく連絡がある場合は、利用した査定サイトに連絡すれば対応してくれますよ。
関連記事→マンション売る時に一括査定後のしつこい営業電話を回避する方法
3、依頼しても査定対応してくれる会社がない場合はどうしたらいい?
あなたの物件のエリアによっては、査定に対応できないケースもあります。
登録している会社の数やエリアはサイトによって違うので、複数の不動産一括査定サイトを試してみるといいでしょう。
それでも査定対応可能な会社がない場合は、物件近くの不動産屋さんを探して、直接依頼をかけてみてください。
4、匿名の査定サービスはないの?
通常の一括査定サイトでは、匿名の査定はできません。
ただ、HOME’Sの匿名査定を活用すれば、メールアドレスを入力するだけで査定をすることが可能です。
売却するつもりはないけれど、いくらで売れるか知りたいという人は利用するといいでしょう。
5、一括査定を依頼した後にキャンセルすることはできる?
もちろん可能です。
ただし、キャンセルの際は一括査定サイトに連絡するのではなく、直接不動産会社に伝えるようにして下さい。
詳しく知りたい方は、下記の記事もどうぞ。
関連記事→家の一括査定サイト依頼後にキャンセルできる?できない?
6、不動産会社から来る査定書ってどんなもの?
一括査定を通じて、不動産会社から査定書が届きます。
査定書に書かれている中身としては、
- ・査定を実施した場所の詳細、地図
- ・実際の写真、地形図
- ・査定価格の結果と内訳
- ・査定価格に至った理由・根拠
- ・査定格差情報
- ・査定価格の計算方法
- ・参考資料
などが挙げられます。
7、査定の方法ってどんな種類があるの?
不動産の査定の方法には、大きく「机上査定」と「訪問査定」があります。
机上査定は、実際に家を訪れずに情報だけを基に査定額の概算を出す方法です。
訪問査定は、字の通り実際に家に訪れた上でより正確に査定額を算出する方法です。
関連記事→【保存版】マンション訪問査定の目的、流れ、注意点総まとめ
8、査定と鑑定の違いは?
査定は、不動産会社の担当者が無料で実施するのに対し、鑑定は不動産鑑定士と呼ばれる国家資格を持った人が行います。
鑑定は不動産鑑定士にお金を支払った上で実施し、査定よりもより詳しく細かい基準で不動産の価値を図ることが可能です。
また、不動産鑑定士による鑑定結果は、裁判所や税務署等にも公的に証明できる資料になります。
9、不動産の査定って手数料をとられたりしないの?
不動産会社の査定は原則無料です。
不動産会社は、「不動産を査定してほしい人=不動産を売りたい見込み客」と考えているからです。
査定後に売却の依頼を預かることが出来れば、最終的には仲介手数料の形で回収することができます。
10、不動産の査定は大手に依頼した方がいい?それとも地元に根付いている会社?
よくある質問ですが、結論絶対の正解はありません。
双方にメリット・デメリットがあるため、筆者はどちらにもまとめて査定を依頼することを推奨しています。
物件によっては、大手向き・地元の会社向きのものもあるので、詳しく知りたい場合は下記の関連記事を参考にしてください。
関連記事→不動産会社に売却を依頼する際の「地元」と「大手」の違いは?
まとめ
この記事では、特におすすめの不動産一括査定サイト5選+30サイトを紹介してきました。
あらためて、おすすめの不動産一括査定サイト5選をおさらいしておきましょう。
不動産会社を複数比較することが大事なのと同じように、不動産一括査定サイトも比較をして決めることが重要になります。
また、
「地元の馴染みある不動産会社に査定依頼しよう。」
「あの大手の会社に任せておけば大丈夫だろう。」
といった一社だけに任せきってしまうのは危険です。
比較・検討する手間を惜しんだがゆえに、数百万円売却額で損をしてしまった人は大勢います。
不動産一括査定サイトを活用して、悔いのない売却活動を行ってくださいね。