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売りたい人
マンションを売ろうと思っているけど、いったいいくらぐらいで売れるんだろう。
複数の会社に見積もりを取って比較したいけど、具体的に何から始めればいいかな?
そういった方の疑問に答えていきます。
まず、不動産会社に見積もりを取る方法は大きく3つあります。
- 実際の店舗に出かけて見積もりの依頼をする
- 不動産会社の公式HPから見積もりの依頼をする
- 一括無料査定サイトを利用して、複数の会社に見積もりを依頼する
1番の方法を選択すると、自分でお店に足を運ぶ必要があり、複数の会社を比較するなら余計に労力がかかります。
2番の方法はネット上で完結しますが、不動産会社を調べる手間と、それぞれに問い合わせをする手間が生まれてしまうんです。
そのため最近主流になってきているのが、3番の「一括無料査定サイト」を利用して見積もりを取る方法。
ネットで完結するうえに、無料で複数の会社に同時に依頼することができます。
また、物件に応じてそのエリアに強い不動産会社を自動でピックアップしてくれるので、不動産会社を絞り込む作業が必要なくなるんです。
今回の記事では、一括無料査定サイトを使って見積もりをとる方法や、メリット・デメリットなどを総合的にお話していきますね!
もくじ
- 1 個人にマンションを売る場合と不動産会社に売る場合の見積もりの違い
- 2 不動産会社にとってのマンションの見積もりを取る人=見込み客
- 3 複数の会社からマンションの見積もりを取ることの3つのメリット
- 4 マンションの見積もりを取る際に便利な「一括査定サイト」とは?
- 5 マンションを売る際に一括無料査定サイトを使う3つのメリット
- 6 マンションを売る際に一括無料査定サイトのデメリット
- 7 マンションを売る際に見積もりをとる際の2つの査定方法
- 8 筆者がおすすめする一括査定サイト「HOME4U」
- 9 見積もりをした後に媒介契約を結ぶべき不動産会社の3つの見抜き方
- 10 一括査定サイトでマンションの見積もりをとった後の媒介契約の結び
- 11 マンションの売り出し価格を決めるときは過去の成約事例も参考にする
- 12 まとめ
個人にマンションを売る場合と不動産会社に売る場合の見積もりの違い
一括無料査定サイトの話をする前に、一つ前提をすり合わせておきましょう。
個人に対してマンションを売るケースと、企業に対してマンションを売る場合、見積もりの意味合いが違ってきます。
個人に対してマンションを売るということは、不動産会社は「仲介」という間に入る形をとります。
このケースの見積額は、「これくらいの値段で売れるのではないか」という不動産会社の見込み値です。
次に、企業に対してマンションを売る場合、不動産会社は「仲介」ではなく「買い主」になります。
この企業に対しての見積もり額は、「この値段であれば買いますよ」という数値なので、ほぼ売却価格と同じと考えてもいいですね。
今回お話していく「見積り」は、個人に対して売却をするケースであると考えてください。
不動産会社に直接マンションを売却すると、相場価格の1割から2割減の値しかつきません。
よほど売れにくいマンションや、早く売却を済ませたいという要望がない限り、「仲介」を選択することをおススメします。
不動産会社にとってのマンションの見積もりを取る人=見込み客
不動産会社にとって、見積もりの請求をしてくる人は見込みのお客さんといえます。
- 査定の依頼を取る=不動産を売却する意思がある
と考えられますから。
不動産会社に直接査定を依頼する場合でも、一括で査定をする場合でも、査定の料金は1円もかかりません。
理由は、査定依頼を受けた後に売却の依頼を受けることができれば、その時の人件費なども回収できるからです。
逆に言うと、まったく売却の意思がないにも関わらず査定の依頼をすることは、不動産会社からすると迷惑になってしまいます。
完全にタダ働きをするだけで、その先に利益がないからです。
まったく売却の意思がなく、ただ単純に見積もりを依頼したいだけであれば、匿名での査定サイトを利用するといいでしょう。
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HOME’Sの匿名査定なら個人情報を入力する必要なし!
匿名での査定は、個人情報を入れる必要がありませんし、不動産会社も売却までつなぐことは考えていませんから。
大手でいえば、不動産ポータルサイトのHOME’Sは、匿名査定のサービスを提供しています。
直接の個人情報は必要ありませんが、
- ・Yahoo Japan ID
- ・Google(gmail)
- ・楽天
のいずれかでログインをする必要があるので、注意をしてください。
複数の会社からマンションの見積もりを取ることの3つのメリット
不動産にかかわらずですが、何かを適正価格で売ったり買ったりする際は、必ず見積もりをとって比較・検討することが大切です。
たまたま知っている会社だから、CMで流れているからといった理由で一社に絞り込んでしまうことは本当に危険。
少し時間をかけてでも、見積もりを比較することで、以下の3つのメリットが得られますよ!
1、適性価格で販売をスタートできる
マンションを早く高く売るためのカギは、「値付け」にかかっているといっても過言ではありません。
不動産の素人である一般の方が、なんの裏付けもなく「値付け」をしてしまうことは自殺行為です。
見積もりを複数の会社から取得しておくことにより、どのくらいの価格帯なら売れるのかを客観的に把握することが重要。
相場価格から高すぎては売れませんし、安すぎるとこちらが損をしてしまいますから。
2、長期的なプランを立てやすい
例えばあなたのマンションのローンが残っている場合、マンションの売却金額+自己資金や別のローンで一括返済する必要があります。
しかし、自分のマンションがどのくらいで売れそうかという見積もりを知らないと、一括返済できるのかどうかわかりませんよね?
複数の会社から見積もりをとった上でその平均値をとれば、大きく相場から離れるということはありません。
この価格をもとに、ローンを完全に返済できるめどがあるのか、ないのであればどうするかといったプランを立てることが可能になるのです。
3、信頼できる会社を比較・検討できる
見積もりを複数社から取ることで得られるメリットは、査定額の比較だけではありません。
本当に信頼のおける不動産会社なのかどうか、担当者の経験や人柄はどうかといった複数の項目を比較・検討できることが大きなメリットです。
基本的に物事は相対的なもの。一つの物差しだけでなく、複数の物差しを持つことで、より適切な判断を下していくことができますよ。
マンションの見積もりを取る際に便利な「一括査定サイト」とは?
改めて一括無料査定サイトとは何なのか、簡単にご説明します。
具体的な例を見てもらうために、NTTデータが運営しているHOME4Uのサイトを見てみましょう。
こちらがHOME4Uのトップページです。
例として東京のマンションを売りたいとした場合、まずは「東京」をクリックします。
ここからさらにエリアを絞っていきます。
あなたのマンションの所在地を選択した後、今度はより具体的な物件の情報を入力していきましょう。
すべての項目を入力し終えた後、複数の不動産会社から査定金額が提示されます。
イメージは下記の図のようだと考えていただければOKです。
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HOME4Uの場合は最大6社まで、同時に査定依頼をかけることができます。
このように一社の不動産会社で決めずに、比較・検討することで、より信頼できる会社と出会えますよ!
6社の平均を出してマンションの相場観を知ることもできますし、最高値の見積もり額を提示した不動産会社も一目瞭然ですよね。
査定額=売却額ではありません。
あくまでも「これくらいの値段で売れるのではないか」という予測であることに気をつけて下さい。
また、実際の見積もり額以上に査定額を釣り上げてくる不動産会社があります。
明らかに他社の見積もりと乖離した金額を提示しているようであれば、その会社とのやり取りは避けましょう。
なぜなら、「あなたのマンションはこんなに高く売れますよ!」といって、契約を結んでほしいと考えているからです。
相場から価格が離れていると、売れるマンションも売れなくなってしまうということを覚えておいてください。
マンションを売る際に一括無料査定サイトを使う3つのメリット
それでは、一括無料査定サイトのメリットを3つお伝えしておきます。
1、いつでもどこでも簡単にできる!
一括無料査定サイトのメリットは何といってもその手軽さ。
実際に不動産会社に訪問する手間もなく、スマホ一つで査定の依頼を完了させることができます。
2、無料で利用できる!
非常に便利な一括無料査定サイトですが、利用する際に一切のお金は必要ありません。
理由としては、一括無料査定サイトが不動産会社から報酬をもらっているから。
ありがたくこのサービスにあずかり、無料で簡単に見積もりの依頼をしてみましょう。
3、マンションのエリアにあった不動産会社を自動でピックアップしてくれる!
世の中には不動産会社がごまんとあります。
そして、それぞれの不動産会社には強みがあるんです。
売却予定のマンションエリアに強い不動産会社を勝手に選んでくれるので、時間の削減につながありますね。
マンションを売る際に一括無料査定サイトのデメリット
1、複数の業者とのやりとりが大変
複数の業者からの連絡があり、それぞれに対応するので、一時期対応に追われる期間があるかもしれません。
しかし、一括無料査定サイトで数百万円相場より高く売れたケースも多いので、時間と手間をかけるべきだと考えています。
2、絞り込みが難しい
一度に複数の会社に査定依頼をしているので、それぞれの担当者とやり取りを進めていきます。
人によっては、一度頼んでしまったのに断るのが申し訳ないと感じて、絞り込むことができない人も。
一般媒介という形で複数の会社に契約を依頼することもできますが、依頼する見込みのない会社は早めに断ってしまいましょう。
マンションを売る際に見積もりをとる際の2つの査定方法
これまで、一括無料査定サイトについてお話してきましたが、査定の方法には大きく2つあることをお伝えしておきます。
机上(簡易)査定
先ほど冒頭で説明した、物件の情報だけをもとに査定額を算出する方法を「机上査定」といいます。
実際に物件を見て査定するわけではないので、正確さが少し欠けますが、相場観を調べるには十分な方法です。
また、取引事例比較法といった、類似物件等の売却価格をもとに算出されるため、妥当なデータですよ。
訪問査定
字の通り、不動産会社の担当者が実際にあなたのマンションを訪れ、より詳しく調べて査定額を提示します。
実際に営業マンが家を訪れるので、本当にマンションを売ろうという気がある方のみ依頼するといいですよ。
筆者がおすすめする一括査定サイト「HOME4U」
40以上の一括査定サイトを比較してきた筆者は、結論HOME4Uを一番おすすめしています。
日本で初めて一括査定サイトを始めた会社で、これまで蓄積されたノウハウは頭一つ抜き出しています。
運営会社もNTTデータグループということで信頼感や安心感もあり、セキュリティ面での安心感も抜群です。
どの一括査定サイトを使うかで悩むよりも、どの不動産会社に査定を依頼するかに時間をかけることが重要になります。
HOME4Uを選んでおけばまず間違いないので、ぜひ利用してみてください。
ちなみに、一括査定サイトはHOME4U以外にもたくさんあります。
『HOME4U以外の査定サイトも気になる。』
という方は、下記記事で詳しくまとめているので参考にしてください。
関連記事→不動産一括査定サイトのおすすめ5選+評判の30サイトを紹介!【総まとめ】
見積もりをした後に媒介契約を結ぶべき不動産会社の3つの見抜き方
一括無料査定を通じて査定をしてもらった会社の中から、実際に売却を依頼する不動産会社を選びましょう。
一括無料査定サイトは、最大6社までの見積もりができるところが多いです。
その中からさらに絞り込みをかける際に意識して欲しいポイントを3つにまとめました。
1、見積額に対して明確な根拠があるか
さきほどの一括無料査定サイトを実施した後、会社の担当者に見積もりの根拠を聞いてみましょう。
ここで、いかに根拠が明確な回答を持ってくるかによって、査定額の信ぴょう性が変わってきます。
また、まだ契約してもらえるか分からない段階でも、誠実に対応する文化の会社かどうかを見抜くこともできますよ。
2、マンションの売却に強い会社か
査定額から一度離れて、その会社のHPを見てみましょう。
一口に不動産会社といっても、売買、賃貸、土地活用、コンサルティング、デベロッパーなど仕事は多岐にわたり、会社によって得意不得意な分野は違うもの。
マンションの売却実績を確認した上で、その会社が売買に強い会社かどうかも確認しておくといいですよ。
3、担当社の人柄・実績はどうか
シンプルですが、最も大切なのが担当者の人柄や経験です。
最初はメールのみ、電話のみのやり取りかと思いますが、比較することで優劣が見えてきます。
レスポンスのスピードはどうか、こちらからの質問に丁寧に答えてくれるかといったところはもちろん、年齢や話し方からも、信頼できる担当者かどうかはおのずとわかります。
結局マンションを売ってくれるのは、会社でなく人です。
この部分をしっかりと見極めて、マンション売却を成功させましょう!
関連記事→不動産査定時に優秀な営業マンかどうかを見抜く4つのポイント!
一括査定サイトでマンションの見積もりをとった後の媒介契約の結び
一括査定サイトで複数のサイトから見積もりを取り、やり取りを続けていく上で信頼できる不動産会社・担当者を絞り込めたとします。
その後は、正式に不動産会社に売却を依頼する「媒介契約」を結びましょう。
媒介契約・・・不動産会社に売買を正式に依頼するタイミングで結ぶ契約のこと。
「一般媒介」「専任媒介」「専属専任媒介」の3種類があり、売り主、買い主側で選択することが可能。
媒介契約は3種類の内から選ぶ必要があるのですが、どの媒介契約を選べばいいのか悩む人が多いです。
ここで、筆者がおすすめする媒介契約の結び方の2つのパターンを教えておきましょう。
おすすめパターン①信頼できる不動産会社を複数に絞り込めた一般媒介
前提として、3つの媒介の内絶対に〇〇を選ぶべきといった正解はありません。
一括査定サイトで複数の業者を比較した上で、「この会社・担当者は信頼できるな」と思えた会社が複数あるのであれば、一般媒介でそれぞれと契約を結んであげましょう。

その上で実際に売却の進捗を確認して、より信頼できると思えた会社や担当者がいるのであれば、途中で専属専任媒介や専任媒介に切り替えるのも一つです。
おすすめパターン②信頼できる不動産会社を1社に絞り込めたら専属専任媒介
一括査定サイトで信頼できる不動産会社を1社に絞れたのであれば、そのまま専属専任媒介を結んであげましょう。
(もし知人や近所の人に不動産を売る可能性があれば、専任媒介にとどめておきましょう。)


不動産会社の側の立場で考えると、一般媒介よりも専属専任媒介・専任媒介が望ましいです。
一般媒介で複数の不動産会社と契約を結ばれると、他の会社に先を越された場合、一円も収益が手元に入ってきません。
専属専任媒介・専任媒介であれば、自社にしか売却を依頼していないということなので、確実に自社に収益が入ってきますから。
(売買契約に持ち込めなかったり、途中で媒介契約を解除されれば意味はありませんが。)
マンションの売り出し価格を決めるときは過去の成約事例も参考にする
媒介契約を結んだあとは、いよいよ実際にマンションを売り出し始めます。
この時に大切なのが、「売り出し価格の設定」です。
売り出し価格を間違えてしまうと、長期間買い手がつかずに売れ残ってしまったり、本来売れるはずだった価格より安売りしてしまうリスクもあります。
複数の査定結果を出してもらった際に、およその相場価格はつかめたはず。
ここで、さらに適切な売り出し価格を知るためにぜひやって欲しいのが、過去の成約事例を調べることです。
レインズマーケットインフォメーションや土地情報活用システムを使えば成約価格を調べることができる
レインズマーケットインフォメーションや土地情報活用システムを活用すれば、いつ、どこで、どんな物件が、いくらで売れたのかを調べることができます。
自分のマンションと同じ条件で絞り込みをかけ、過去の類似物件の成約価格を調べてみましょう。
市況やタイミングの違いももちろんありますが、およそ自分の物件がいくらで売れるかの目途がつくのではないでしょうか?
成約価格のめどがついたら、値引き交渉を踏まえた上での売り出し価格を設定しましょう。
信頼できる不動産会社に売却を依頼できて、かつ適正な価格で売り出しができれば、マンション売却の成功は8割方決まったといっても過言ではありません。
まとめ
今回はマンションの見積もりをとる際に、一括無料査定サイトがおススメですという話をしてきました。
マンションをできるだけ高く売却する上で、どの不動産会社と付き合いをするかは非常に重要です。
1社からの見積もりだけでは、その価格や会社、担当者が適切なのかどうかを判断することができません。
不動産会社の強みや実績、どのエリアに精通しているか、担当者の人柄、経験、実績はどうか、etc…
査定額だけではなく、広い視野で不動産会社・担当者を比較し、より信頼できる会社と契約を結びましょう。
それこそが、あなたのマンション売却を成功させるための第一歩ですから。
また、今回は「より高く売るため」の手段として、一括無料査定サイトをご紹介しました。
マンション売却でもう一つ知っておきたいのが、「売却にかかる費用・税金」です。
この部分の知識が抜けていると、思っていたほど手残りのお金がないということになりかねません。
興味のある方は、ぜひ下記の記事も合わせて参考にしてくださいね。

