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東京都の東側に位置している江東区は、東京湾にも面しています。
話題となっていた豊洲やお台場と呼ばれる場所のほとんどが江東区。
有明は2020年東京オリンピックの競技会場やメディアセンターともなっていますし、江東区には観光地・ビジネス街・高層マンションやビル群・副都心に指定されている亀戸・神社仏閣の多い門前仲町など、いくつもの顔を持っています。
今回は、江東区の住みやすさや特徴、観光スポット、交通利便性、治安などを深く掘り下げていきます。
もくじ
江東区の基本情報

先ずは江東区の面積や人口、公共料金などの基本情報から見て行きましょう。
面積
江東区の面積は、40.16㎞²。
江東区は、東京23区面積ランキングでは6位となっています。
40㎞²を超えているので、江東区は大きい地区と言えるでしょう。
人口
正確性を持つために江東区の公式サイトでのデータを参考にしています。
江東区の総人口は、2019年4月1日時点で519,259人。
江東区の総人口を男女比で見ますと、男性256,226人、女性263,033人。
ちなみに、世帯数は268,490世帯です。
また、江東区の年齢三層区分でも見て見ますと、こちらは2019年のデータではありますが、4月のデータではないので合計数は異なります。参考までに。
14歳までが66,878人、15歳~64歳までが339,939人、65歳以上が111,662人。
それぞれの男女比は、14歳までが男性34,310人、女性32,568人。
15歳~64歳までが男性172,752人、女性167,187人。
65歳以上が男性49,054人、女性が62,608人。
平均年齢
江東区の平均年齢は、44歳。
さまざまなサイトで43.98歳や44.04歳など、江東区の平均年齢を比較して44歳と判断。
東京23区の平均年齢ランキングで真ん中辺りになっていることが多かったです。
古いデータですが2010年調べで、東京都の平均年齢が43.78歳ですから、東京都の中でも平均的と言えます。
では、年齢にちなんで江東区の平均寿命をご紹介。
数年前のデータになりますが、男性の平均寿命は80.2歳、女性の平均寿命は86.7歳でした。
男性80歳以上、女性86歳以上は、平均寿命が長いと言っても良いでしょう。
居住外国人
江東区の居住外国人の数は、29,608人。
男女比で見ると、男性が14,005人、女性が15,603人。
江東区の居住外国人を国別で見ますと中国人が圧倒的に多く、続いて韓国・朝鮮、フィリピンとなっています。
公共料金
江東区の公共料金について確実に言えることは、水道料金・下水道料金・介護保険料の3つのみ。
江東区の1ヶ月の水道料金は3,134円、下水道料金は2,635円、そして介護保険料は5,400円です。
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江東区の住みやすさは?実際に住んでいる人の口コミ・評判

江東区に実際住んでいる人の口コミ・評判にはどのようなものがあるのかをここでは紹介しましょう。
「買い物から通勤・通学・病院など必要なものが揃っていて、交通の便利さ、治安の良さなど全てに合格点」
「マンションが多く建設されていて、ファミリー層も増えている感じ、子どもも多い」
「全体的に公園が多く緑が豊か、子どもを遊ばせるところがたくさんあるので子育て環境は良い」
「バスが多く通っていてちょっとした家族のお出かけには気軽で便利」
「わざわざ錦糸町や新宿まで行かなくても、亀戸駅でほとんどの用事が済むところが良い」
東京メトロや都営地下鉄などの地下鉄も充実していて、交通の利便性は高いと言える江東区。
そして東京はその昔、緑の少ない東京砂漠というイメージがありましたが、今はどの区でも緑化は取り組まれているので公園の数が多いです。
江東区ももれなく自然豊かな公園がおよそ100ヶ所あるとされています。
家族で楽しめるレジャースポットも多く、子育て支援にも力を入れている江東区は、住みやすいと言えるでしょう。
江東区の魅力は?特徴や観光スポット・特産品まとめ

江東区にはどのような魅力があるのか、江東区の特徴や観光スポット、特産品をまとめてみました。
江東区の特徴
江東区の公式サイトにて、5つの魅力特集という掲載がありましたので、そちらを参考にしながら江東区の特徴を紹介します。
江東区では、江東区の魅力を【SPORTS・WARMTH・NATURE・WATERSIDE・TRADITION】の5つに分類。
主な内容は以下の通り。
- SPORTS:本格的なスポーツ施設が充実している
- WARMTH:江戸の下町風情や人情商店街を満喫出来、人の温かさに触れ合える
- NATURE:都市の中の自然が楽しめる公園や庭園が多数
- WATERSIDE:海や川があるので水辺スポットはバラエティ豊富で楽しめる
- TRADITION:江東区の歴史は江戸文化から、江戸情緒ある伝統・文化を体感出来る
また、江東区ではS-KOTOの取り組みを実施。
江東区にはたくさんのSがあるということで、SPECIALな街のS。
そして、Sportsを始め、Support・Smile・Safetyと多方面のSで江東区はおもてなししています。
江東区の観光スポット
江東区は大きく3つのエリアに分けることが出来ます。
寺社と賑わいの城東エリア、人情の街深川エリア、潮風薫る街湾岸エリアの3つ。
それぞれに魅力ある観光スポットがありますので、主なものをご紹介。
清澄庭園(きよすみていえん)
広大な池を囲んでの大小島々の配置が美しく、四季を通して景観を楽しめる庭園。
木場公園(きばこうえん)
木場は地名の通り木材の町で、木材産業が盛んだった跡地に平成になって木場公園が開園。
園内には木場公園大橋やアスレチック広場、テニスコートなど憩いの場となっています。
亀戸天神社
菅原道真が祀られており、学問の神として親しまれています。
梅まつりや藤まつり、菊まつりがありますが、特に梅と藤の美しさは有名です。
東京都中央卸売市場豊洲市場
筑地から移転し、2018年10月に開場した東京を代表する広大な市場。
青果棟、水産仲卸売場棟、水産卸売場棟の3つの街区に分かれています。
見学者コースも整備されているので、間近でセリの様子を見ることが可能。
七福神巡り
ご利益が期待出来そうな七福神巡りから紹介しましょう。
七福神巡りには、亀戸七福神と深川七福神とがあります。
どちらも亀戸、深川周辺の七福神が祀られているお寺を巡るもの。
キッザニア東京
メディアでも話題のキッザニア東京は、豊洲にあります。
中には本物そっくりのお店や施設が並んでいて、実際に仕事体験が出来、楽しく学ぶことの出来る子どものための街。
大江戸温泉物語
こちらもメディアで取り上げられることの多い温泉施設。
露天風呂はもちろん、檜風呂、砂風呂、足湯、サウナなどいろいろなお湯で寛げること間違いなし。
また、施設内は浴衣のままでイベントに食事に、マッサージにと楽しめます。
有明テニスの森公園・有明コロシアム
テニスコート中心の公園ですが、園内にはコンサートや国際試合が行える1万人の観客席を誇る有明コロシアムがあります。
夢の島熱帯植物館
夢の島は清掃工場というだけのイメージですが、さまざまな施設が隣接。
その中に清掃工場の余熱を利用した植物館が夢の島熱帯植物館です。
江東区の特産品
江東区の特産品として木場という木材の街があるので木材や木製品はもちろんなのですが、その他にはどのようなものがあるのかを紹介します。
ここで、江東区には有名企業・団体の本社や事業所も多数ありますのでいくつか紹介しましょう。
例えば、IHI(旧石川島播磨重工業)、アサヒペン、NTTデータ、オタフクソース、佐川急便、スポーツニッポン新聞社、セーラー万年筆、東日印刷、トステム住宅研究所、日本郵便、パラマウントベッド、日立物流、大塚家具、マルハニチロ、明治、LIXIL、WOWOW、ダイエー、大丸松坂屋百貨店、NECソリューションイノベータなど有名どころがずらりと並んでいます。
繊維(ニット)
東京の80%を超える割合を占めているのがニット産業です。
江東区内には約180の事業所があり、多品種少量生産の傾向。
江戸切子
江東区には多くガラス工場が点在しており、伝統のガラス産業も盛ん。
江戸切子は江東区で生まれ育った伝統の技です。
卓越した職人のガラス細工の技は皆さまの周知の如く。
江東区を代表する特産品と言えます。
くず餅
亀戸天神のすぐ側にある船橋屋のくず餅は有名。
江戸文化二年の創業から214年の歴史を誇ります。
2018年みんなが贈りたいJR東日本おみやげグランプリで、総合グランプリを受賞。
自然の恵みにこだわったくず餅を味わってみませんか?
深川めし
こちらも東京名物として有名な深川めし。
アサリやハマグリなどの貝類と野菜を煮込んだ汁ものを炊き込んだりぶっけかけにした深川の郷土料理。
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江東区の買い物事情は?スーパーや複合施設情報まとめ

江東区のスーパーや大型商業施設をピックアップしますと次の通りです。
- ・アーバンドック ららぽーと豊洲
- ・ダイバーシティ東京 プラザ
- ・南砂町ショッピングセンター SUNAMO
- ・東京イースト21
- ・パレットタウン
- ・豊洲ショッピングセンター
- ・イオン
- ・イトーヨーカドー
- ・まいばすけっと
- ・OK(オーケー)
- ・ニトリ
- ・アリオ北砂
- ・アトレ亀戸
大型のショッピングサイトセンターでは、欲しいものが何でも揃います。
大型商業施設は家族で1日中楽しめて見どころ満載。
江東区の買い物事情は、良好と言えるでしょう。
江東区のおすすめグルメスポット 3選

江東区でおすすめのグルメスポットと言うとどこがあるでしょうか。
ここでは食べログサイトのおすすめグルメ情報の中で高い評価のお店を紹介します。
1.鳥さわ
江東区での食べログサイト、おすすめグルメランキングで堂々の1位に輝いた亀戸にある焼き鳥のお店。
備長炭で焼き上げる究極の味が楽しめます。
こだわっているだけあって、味付け、温度、焼き方、全てが最高の状態で提供。
2.みかわ 是山居(ぜざんきょ)
神の職人の店と絶賛される天ぷら店、みかわ是山居。
何と昼夜の2部で2万円弱のおまかせコースのみというこだわり。
こちらの店主が天ぷらの神さまと称されているようです。
天ぷらはカリフワッと揚がり、店主の会話も弾む至福の時間を過ごせます。
3.タンドールバル カマルプール
最寄り駅は木場駅のインド料理のお店です。
タンドール料理からゴルゴンゾーラクルチャ・鴨肉のタンドール焼きなど、カレー料理からラムミントカレー・クリーミー海老カレー・バターチキンなど、魅惑のメニューが揃っています。
江東区の交通利便性は?

江東区では鉄道路線が充実しており、交通アクセスは非常に便利。
JR東日本では総武線や京葉線が、都営地下鉄では都営新宿線や都営大江戸線。
東京地下鉄(東京メトロ)では東西線、有楽町線、半蔵門線が、東武鉄道では亀戸線、他にもゆりかもめ、りんかい線が通っています。
また、江東区は都営バスには5つの営業所と2つの支所がありますし、京浜急行バス、東京ベイシャトル、スカイツリーシャトルお台場線や羽田空港線などバス路線も充実。
江東区の交通道路の方は、首都高速の中央環状線、海岸線など。
一般道路の国道14号、国道357号や都道では清澄通り、明治通り、浅草通り、484号豊洲有明線、477号亀戸葛西橋線などがあります。
ちなみに海上の方では、東京都観光汽船やオーシャン東九フェリーなどが運航しています。
江東区は子育てしやすい?治安や待機児童数、犯罪件数まとめ

江東区の待機児童数は、2018年4月1日の時点で76名となっていました。
2017年が322名だったことを思えば飛躍的に減少しています。
東京23区で比較しますと少ない順で8位ですから少ない方です。
江東区は公園が多数あり、教育環境も整えられていますし子育て支援も充実しているので、子育てしやすい環境と言えるでしょう。
では、より詳しい江東区の学校事情や子育て支援サポート、気になる治安、犯罪件数を紹介します。
小学校・中学校・高校
江東区の学校データは2018年調べで、江東区の区立小学校は45校。
- 【区立小学校】
- 明治小学校、深川小学校、豊洲小学校、亀戸小学校、大島小学校、砂町小学校など
そして、区立中学校は23校。
- 【区立中学校】
- 有明中学校、亀戸中学校、大島中学校、砂町中学校、深川中学校第一から第八まで
また、私立の中学校は中高一貫の学校が2校。
- 【私立中学校】
- 中村中学校・高校、とかえつ有明中学校・高校
高校は都立が8校。
- 【都立高校】
- 城東高校、深川高校、大江戸高校、科学技術高校など
小・中学校の児童・生徒数は、区立小学校が23,752名(男12,229名・女11,523名)、区立中学校が7,835名(男4105名・女3730名)で、私立中学校は1184名(男799名、女385名)。
高校の公立は5622名(男2942名・2,680名)、私立が1,796名(男1,208名・588名)です。
江東区の子育て支援サポート
江東区では子育てサービスも充実しています。
一時預かり、子ども家庭支援センター、子どもショートステイ、ファミリー・サポート事業など江東区の支援サポートは盛りだくさん。
また、病児・病後児保育や育児学級、KOTOハッピー子育てトレーニング講座など楽しく学べる場も設けられています。
気軽に子育ての相談の出来る窓口もいつくも用意されているので安心。
江東区では子育てハンドブックも用意されています。
江東区ではさまざまな事業・支援が展開されていますので、詳しい内容は江東区の公式サイトを見て下さい。
江東区の犯罪件数
江東区の犯罪件数は、2017年データによると3,157件。
江東区では治安面にも力を入れており、365日24時間パトロールカーが巡回していたり、地域安全・安心パトロールを実施したり、防犯ボランティアパトロール隊による見回りなど、さまざまな安全対策に取り組んでいます。
江東区の犯罪件数が過去10年前と比較しますと約2,000件減少しているのを見ますと、治安に力を入れていた成果が確実に現れているのではないでしょうか。
江東区の公共施設って?

江東区の公共施設には、江東区役所各施設はもちろんのこと、江東区役所の地域施設や子育て支援施設、各地域に図書館も多くあります。
また、税務署、消防署、警察署、江東区飛鳥山博物館、紙の博物館、自然ふれあい情報館、渋沢史料館、東京ゲーテ記念館、国立スポーツ科学センター、赤羽スポーツの森公園競技場などさまざま。
江東区には公園も多く、赤羽自然観察公園、飛鳥山公園、名主の滝公園、音無親水公園、中央公園、滝野川公園、都立旧古河庭園など多数。
江東区の家賃相場は?

江東区の家賃相場サイトから総合的に判断しますと、
- 1K・1DK・2K・2DKの間取りで8万円~11万円
- 1LDK・3K・3DKの間取りで14万円~16万円
- 2LDKからは18万円~
江東区の家賃相場は他の区と比較しても高めと言えますが、あくまでも目安として参考にして下さい。
江東区の土地相場は?

江東区の土地相場として、分かりやすいサイトがありましたのでこちらを参考に紹介していきます。
2019年の江東区の公示地価は、平均58万円余り/m2。
ちなみに坪単価は1坪約193万円となっていました。
また、江東区のエリアごとでの地価ランキングが表示されていて、地価の高い順に豊洲(約117万円)、有明(72万円)、国際展示場正門(72万円)、お台場(72万円)、門前仲町(約65万円)と続きます。
新木場の28万円までランキングされていますので、1つの参考にして下さい。
江東区で行われる主なイベント

江東区で行われるイベントは次の通りです。
3月~4月にかけては、深川さくらまつり。
4月~5月にかけては、亀戸天神社で行われる藤祭り。
8月には富岡八幡宮の例祭である深川祭が行われます。
本祭は三年に一度で次回は2020年。
同じ8月に江東花火大会も。
10月は菊まつり。
また、8月から10月にかけて各地区で区民まつりが実施。
亀戸地区、大島地区、砂町地区、新木場公園で行われる中央まつりです。
1月には亀戸天神社で鷽替(うそかえ)神事があります。
前年の鷽を新しいものに替えることで福を呼び込むとされて、毎年早朝より長蛇の列が出来るとのこと。
江東区でおすすめの住みやすい街ランキングTOP3

ここでは、江東区でおすすめの住みやすい街ランキングで、多くランクインしている街を総合的に判断してTOP3のランク付けをしました。
ここでは、江東区でおすすめの住みやすい街ランキングで、多くランクインしている街を総合的に判断してTOP3のランク付けをしました。
第1位 清澄白河
治安の良さが一番に挙げられ、住みやすいと高評価。
自然豊かで木場公園や東京都現代美術館などもあり、伸び伸びと過ごせて子育て環境も良好。
こうした芸術施設が多いことからアートの街、カフェも多いことからカフェの街とも呼ばれています。
スーパーやドラッグストアなど必要な店舗も充実しているので便利。
第2位 門前仲町
門前仲町は家賃相場が高めなことを除いてはバランスの取れた住みやすい街。
下町情緒の残る町並みで、歴史的建造物も多く、多くの観光客で賑わいます。
都営大江戸線と東西線が通っていて交通のアクセスもとても良い。
商店街も賑わっているので夜でも明るく治安は良いと言えるでしょう。
落ち着いた雰囲気と住みやすさからファミリー層はもちろん若者にも人気。
第3位 豊洲
いろいろと問題のあった地区ですが、豊洲駅周辺は賑わいが増しているようです。
ゆりかもめと東京メトロ有楽町線の2路線が通っていて交通アクセスも良く、成田や羽田空港へのバスも行き来しています。
豊洲にはららぽーと豊洲と言う大型商業施設だけでなく、スーパーや買い物店舗も充実。
治安面でも問題なく、歩道の広さも住みやすい理由の1つに挙げられていました。
ただし、豊洲も家賃相場の高さが難点。
まとめ
江東区は交通のアクセスも良く、買い物もしやすい、公園が多く治安も悪くないとバランスが取れていると言えます。
豊洲市場や公園の多さ、有明コロシアム、夢の島のさまざまな施設、大江戸温泉など地区を象徴する目玉が多い江東区。
家賃相場が高いことだけがネックにはなってはいますが、住みたい街ランキングなどのデータを見ると大体真ん中あたりに位置しています。
治安、交通の利便性、買い物環境、子育て環境とメリットいっぱいの江東区に、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
